関西魂が駆け抜けた6月3日
昨日2019年6月3日。
岡山の野球界はちょっとしたドキドキモード。
KANは半端なくガチなドキドキモード。
なぜならば...
広島で行われた高校野球春季中国大会では
関西高校が決勝に進出🙌🏻🙌🏻🙌🏻
岡山で行われた社会人野球都市対抗中国予選で
シティライト岡山が第2代表をかけて決定戦に🙌🏻🙌🏻🙌🏻
(第1代表はJFE西日本)
どちらに行こうか...お天気と交通事情と自身の体力と相談した結果、マスカットスタジアムにて?年ぶりの岡山勢代表決定を見届ける事にしました。
さてマスカットスタジアム、シティライト岡山と第2代表を争うのは
広島の雄、三菱重工広島。
社会人野球を牽引した鮫島ー國本バッテリーと
高校時代から👀👀いる松原選手を擁し、
最近の佐々木捕手の成長もまた頼もしい、
KANにとって愛すべきチーム。
先にグランドに現れたシティライト。
「行けたら良い、という勝ち方ではなくて、これまで支えてくれた人達に喜んでもらえるよう、全力の戦い方をして都市対抗に出よう!」
試合前の高揚感をやや抑えるよに、でもしっかりと発せられた丸山主将の言葉。
...重工広島よ、そして1次予選で涙をのんだ愛しいオーシャンズよ...
ごめん、今日はシティライトを応援するね🤫
シティライト岡山の先発ピッチャーは
岡山関西高校出身、児山祐斗投手。
関西高校時代は2年生でエースナンバーを背負い、3年生の時は選抜大会に出場。
1回戦敗退でしたが、その年のドラフト会議で
ヤクルトスワローズから5巡目で指名を受け入団。
ヤクルト在籍中の3年間で1軍で投げる機会なく2016年に戦力外となり、2017年よりシティライトに所属しています。
児山投手の高校時代、KANは始発電車で良く彼をお見かけしていて。
毎朝眠たいなぁと思うんだけど、児山君に疲れたおばちゃんおるって
思われたくなくて、ちゃんと顔作って出勤していた日々も懐かしい、笑
さて、試合ですが...
児山投手の立ち上がりはまずまず。130キロ台後半を記録しながら無難な投球。
3回表、重工広島が汐月選手の好走塁で1点先取。
その後も重工先発、本間投手が緩急織り込んだピッチングで(この辺り、佐々木捕手の成長が観られて...感涙)得点を許しません。
バックもよく守ります。
〜この頃、関西高校は〜
新チームになってエースナンバーを付けていた栗原投手がまだ投げられない中、秋季大会から二桁安打を続ける打線が
ピッチャーを助けます。
...いや、そのピッチャーが良く打ちます。
現在エースナンバーを背負う赤穂君は、6-8とリードされた9回、タイムリーヒット。
延長11回両チーム合わせて29安打の打撃戦を締めくくったのも赤穂君によるものでした。
高川学園8-9関西
13年ぶり、5度目の春制覇を決めました。
このニュースが流れたマスカットスタジアム1塁側スタンドでは、
「祐斗も後輩に負けてられんやろ、頑張れ...。」
とは、児山投手の背番号がついたユニフォームを着ていらっしゃる女性。
ご親族かな。
マスカットスタジアム7回裏。重工広島セカンドの松永選手がエラー。
ここまで粘りのピッチングを続けた本間投手、糸が切れた...感。
すぐさま伊藤投手に繋ぐも、妹尾捕手が好走塁。
ホームでのクロスプレーを制し同点。
(妹尾さん、怪我してなければいいな...試合出続けたけど、肩痛めたかも)
ここでまたピッチャー交代したけれど、代打佐々木選手がタイムリーを放ちシティライト2点勝ち越し。
9回にはボールが先行。1点差まで詰め寄られますが、勝負を任された児山投手。
最後の選手を三振にとり、147球、3-2 完投勝利を飾りました。
長身の児山投手の身体が宙に舞う様子を眺めながら、
電車の中での寝顔や球場でのドヤ顔
ドラフト指名された日の誇らしい顔や
シティライト1年目のちょっと遠慮がちな顔
この春から見られる自信に溢れた顔や、
挨拶してくれた時のはにかんだ顔
あれこれ思い出されて、泣けた。
児山くん
おかえりなさい
シティライト岡山は創部12年目にして嬉しい嬉しい、初の本戦出場。
東京ドームでもポジティブにパワフルに、持てる力を発揮してきて下さい。
また今日のように、関西魂が共鳴する事を願ってやみません。
関西高校、万歳🙌
関西魂、万歳🙌