夕暮れ時の球場は
昨日の仕事帰り、ちょうど夕暮れ時の球場に寄ってみました。
ここは岡山県野球場…岡山県民は、県営球場と呼ぶ事が多いでしょうか。
倉敷にマスカットスタジアムが完成するまでは、この球場が岡山の野球文化の中心でした。
例年ですとこの球場でも、高校野球春季大会の地区予選が行われる頃ですが、今年は折からのコロナ騒動で、岡山の春季大会は延期が決定。
グランドで、スパイクが土を蹴る音、ミットがボールを収める音、バットが白球を捉える音、元気な声、早く聞きたいものです。
最近の岡山高校野球界を牽引する創志学園は、最近までこの球場で練習していました。…甲子園に初出場した2011年はもちろん、2018年まで専用球場がなかったのです…ジプシーの様に練習場所をかえていたのですが、そのうちの1つがこの県営球場だったわけです。
ジャイアンツに進んだ高田萌生投手
ファイターズに進んだ難波侑平内野手
タイガースに進んだ西純矢投手
3人が使用したブルペンです。
目を閉じると、当時の事が蘇ります。
彼らも見たであろうこの景色。
夕暮れ時の球場は、なんだかロマンチックでもあり、メランコリーでもあり。
胸がざわめくのであります。