4月16日。
高校野球、春季岡山大会の中止が決定しました。
この大会は、当初の予定から後ろ倒しにして、開催に向けて準備が進められてきました。
先に中止が決まった、春季中国大会の為におさえていた球場を使用することで、物理的な問題をクリア。
1日2試合の設定にし、各試合の間の時間を長くとり、各校入れ替えごとに消毒する。
そして、無観客。
こういった策をこうじながら、開催を目指していました。
ですが、昨日4月15日。
県南の公立高校の臨時休校が決まったことで、中止の方向に舵がとられたわけです。
少なからず批判の声が聞こえます。
対応が遅い。
中止が当たり前だろ。
などなど。
でも、私は。
開催の可能性が有るのならばと、努力をして下さったのだと。
高校生の気持ちに寄り添って、手を尽くして下さったのだと。
そう、受け止めています。
大人は、子供たちにいともたやすく言います。
「最後まで諦めるな」と。
そして、高校野球を見て、
「最後まで諦めないところが高校野球の良いところ」
と評します。
その諦めない姿勢を体現しようとしてくれたと考えています。
センバツが中止になって、満たされる時間を奪われた高校生の泣く姿を見て、
努力を重ねる子供たちに、こんな悔しい思いをさせてはいけないって考えてくれたのだと
思っています。
もちろん、開催を信じて練習をしてきた野球部員さん達の無念を思うと、胸が潰れそうです。
でも、決して君たちが軽んじられたのでは無いと感じてほしい。
寄り添ってくれた大人が居たと知って欲しいなぁと思うのです。
コロナ禍、ホント、しぶといけど。
我慢比べ。
ウィルスと私達の我慢比べ。
頑張りましょうね。みんなでね。