選手宣誓は世につれ〜
選抜大会の選手宣誓ですが、第90回大会から今年の第94回大会にかけて5大会中3大会で、中国地区代表校の主将によって行われています。
なかなかの高確率でしょう?
第90回大会 瀬戸内高校 神保 利於主将
第91回大会 広陵高校 秋山 功太郎主将
第92回大会
第93回大会 仙台育英高校 島貫 丞主将
第94回大会 倉敷工業高校 福島 貫太主将
ちなみに、広陵高校で選手宣誓をされた秋山主将は岡山のご出身ですので、直近5大会中2大会で、岡山由縁の方が宣誓…選抜大会好きな私には、この事も宝のような出来事です🙌🏻。
こちらは第93回大会で選手宣誓に臨む島貫主将です。
最近の選手宣誓は、内容が深くなっていて。あの大きな球場で、言葉に想いをのせて届けるには、人間力が問われる様に感じます。
これまでに聞いた宣誓の中でも、私にとって忘れ難いのは、第83回選抜大会大会、創部1年目で選抜大会初出場した創志学園、野山主将がされた選手宣誓です。
その内容を記した過去記事です。
私自身。
この年の初めに人生の転機を迎え、そしておこった震災。
虚無感しかない空っぽな心に、野山主将の言葉はじんじんと響きました。
昨今、甲子園大会の在り方とか、選抜大会の性質とかいろいろ言われる中で、ここ最近の選手宣誓についても少なからず批判的な言葉を耳にします。
でもね。
今だからこそ語られる言葉って有ると思うし、それも野球文化史の一端なんです。
「選手宣誓は世につれ世は選手宣誓につれ」
とでも言いますか。ちょっとおおげさかな⁈🧏🏻♀️
だから、倉敷工業の福島主将にも、臆する事無く、自由な言葉で想いを表現して欲しい!
そんな事を思う、選抜開幕4日前です。