⚾️いよいよセンバツ⚾️
先日3月20日。
甲子園練習を観てきました。
見学した12校。
シートノック〜守備に殆どの時間を割く学校、
実戦形式のみの学校、
更に申し上げれば、エアー実戦形式の学校
(伝わります?)
フェンス際の確認、
バウンドしたボールの感覚
等々。
監督、コーチががっつり関わる学校あり。
選手主体の学校あり。
スムーズに進む学校あり。
ちょっともたつく学校あり。
(↑それを選手間で整えるところが流石!)
調整内容もそれぞれで。
共通するのは
選手達の明るい表情
誇らしげな顔つき
元気な姿。
新しくなったバックスクリーンの電光掲示板も
若者の躍動する様子を見守ります。
全ての学校が練習を終えた後、
球場を労う阪神園芸
この方々の姿もまた美しい。
様々な想いをのせて
センバツ大会がはじまります。
堤 尚彦監督 (おかやま山陽高校監督)とジンバブエ、そして東京2020
選抜大会の開幕が近づいてきました!
昨日18日からは、出場校の甲子園練習も始まって、ニュースで流れる映像見るにつけ、気分も盛り上がっちゃいます❗️
今朝方、去年の選抜大会には、おかやま山陽高校が出場したんだよなぁ〜なんて思いながら新聞に目を通していると、そのおかやま山陽高校の文字が目に留まりましてね。
今日はおかやま山陽高校に纏わるお話をしてみようと思います。
まずは、おかやま山陽高校野球部について触れておきましょう。
おかやま山陽高校は、岡山県の西部、お素麺で有名な浅口市鴨方町にあります。
バラエティに富んだカリキュラムが特徴の、私立高校です。
野球部員の皆さんは、ほぼ普通科のスポーツコースに所属されているようですね。
野球部は1949年に創部され、これまでに春1回、夏1回の甲子園大会に出場しています。
野球部としての〝部外活動〟も盛んです。
☆鴨方駅の清掃と挨拶運動
☆介護施設 寿光園のお餅つき
かつてグランドにお水が無かった時代、
施設から分けて頂いていたらしく、
その恩返しとして続けていらっしゃる
そうです。
☆東北被災地支援活動
ボランティア活動クラブに所属する野球
部員さんが、2011年12月、炊き出しや
お餅つきなど被災地支援として行われた
そうです。
☆カンボジアでの井戸掘り
2006年、2008年にNGO活動のお手伝いで、
カンボジアに井戸を掘ったり、学校の
建物を作ったり、子供達に野球を教えたり
されたとの事。
☆JICA 「世界の笑顔のために」
プログラムへの参加
中古の野球用具を海外に発送する
プロジェクトですね。
これまでに世界27カ国に送付出来た
とのこと。
こう拝見すると、野球だけでなく、色んな事に
取り組んでいらっしゃるご様子がうかがえます。
「10代の多感な時期に様々な経験をして感受性豊かな
人間になって欲しい」...こう話されるのが
この学校を指導されていらっしゃる
堤 尚彦監督です。
堤監督は、現在47歳。
東北福祉大学を卒業ののち、青年海外協力隊としてアフリカへ赴任。
ナショナルチームの監督やコーチを経験されました。
2006年からおかやま山陽高校に勤務されています。
大学時代、高校で野球を指導するという夢を
お持ちだった堤監督ですが、残念ながら採用試験に不合格...
そんな折、ジンバブエで野球指導をされていた、村井陽介氏を扱ったテレビ番組をご覧になった堤監督。
目に留まったのは、村井氏の言葉が綴られたテロップ「最大の問題は、自分のあと、野球を教えに来てくれる日本人が居なくなる事なんだ。」
それを見てすぐに、テレビ局に電話をして
「自分が行きます。」と意思を伝え、協力隊に
入る為の勉強を開始し、合格。
訓練所を出たのち、ジンバブエ、ガーナで野球指導に携られます。
帰国後、指導者ではなく、サラリーマンになられるんですね。
スポーツマネージメントの会社で、女子ゴルフの諸見里しのぶさんのマネージメントを担当されました。
この諸見里さんが、おかやま山陽高校のご出身でいらっしゃったご縁でしょう。堤監督はこの後、おかやま山陽高校から、監督就任を依頼される事になります。
学生時代の夢だった、高校野球の指導者になられた堤監督。
監督の生涯のテーマは
⚾️野球を世界に普及する事⚾️
目指すのは
⚾️日本中の中学生が入りたくなるようなチームを作る事⚾️
就任してから結果が伴わない中、「世界の笑顔のために」プログラムに参加した2011年からは、県大会出場出来るようになりました。
そして、ついに2017年夏と2018年春の2期連続で
甲子園大会出場を果たします。
2018年夏。
7月の豪雨災害では、大きな被害を受けた野球部員もいらっしゃいました。
野球部員達は練習しながら、ボランティア活動をされていましてね。
その様子に、私も力を貰いました。
良い生徒さん達。
こんな立派な高校生を指導する堤監督は
ジンバブエ野球協会の要請を受け、
甲子園と東京2020
2足のわらじが、目指す未来に向かいます。
Where there is a will
there is a way .
ドラマティックな監督の人生に、
この言葉がぴったり。
https://www.sanyonews.jp/article/881309
↑ 山陽新聞のネット版へのリンクです。
今日目にした記事は、ジンバブエチームを
支援して欲しい旨のもの。
大きな事は出来ないですが、KANなりに
少しばかりお手伝いしたいと思っています。
山陽新聞の記事、どなたかご参考にしていただければ幸いです。
⚾️3月10日 イーグルスとライオンズのブルペン観てきました 〜ライオンズ編〜⚾️
3月10日のブルペン模様〜今日はライオンズです😊
お顔ぶれは
ニール投手 (すぐ引き上げたけど)
小川投手
森脇投手
齊藤投手
相内投手
こちらの5名。
森捕手(ニール投手とご一緒)
岡田捕手
駒月捕手の姿も見えますねぇ。
新外国人、ニール投手の投球を観るのが密かに楽しみだったのですが、2〜3球投げたかな?位の印象…通訳交えて森捕手と3人話し込んで投球終了…何かあったのかな?
その時の森捕手の表情
(3月12日、投球内容良かったそうですね!やはり...観たかった...)
小川投手。ライオンズには昨シーズン途中に移籍されました。
良い顔されてる…😊
スタンドから観る時より、ぐっと近い距離で観られるので、彼のサイドスローは手が目の前に迫ってくるように見えます…たまらん❣️
そして森脇投手。小さい身体としなやかな腕の為せる美しいフォルムに、シャッター何枚切った事か…
岡田捕手の包み込むような表情も心地よく、良いバッテリーだなぁとしみじみ🙂
大阪桐蔭高校から大阪ガス、そして西武ライオンズと、申し分ない道程を歩まれた岡田捕手。高校の後輩、森捕手との競争ですね。
頑張って👊🏻
最後は2年前のドラフト1位
齊藤投手。
イメージ通りいかないボールが多いのか、渋い表情が多かったです。
でも、ピッチャー陣が引き上げて、齊藤投手1人になっても、彼に寄り添うブルペンキャッチャー、上本さんのような存在が、ピッチャーを勇気づけ、育てるのだなぁと、じんわり眺めた次第です。
昨年の覇者ライオンズ。
今年も強そうだな…🙄
⚾️3月10日 イーグルスとライオンズのブルペン観てきました 〜イーグルス編〜⚾️
最近の天気予報は本当によくあたります。
1週間前から、3月10日の岡山は、ずーっと雨。とにかく雨。ひたすら雨。
とは言えど、なんてったって晴れの国、岡山!ですのでね、ここは真価の見せ所!小粋にカラッと晴れるなんて事を朝まで期待しておりました❗️...が、しかーし雨でした。
というわけで、3月10日、マスカットスタジアムでのイーグルス対ライオンズのオープン戦は、生憎中止とあいなりました うるるぅ〜😢
マスカットスタジアムについた時、ちょうど試合中止のアナウンスが聞こえてきて🙄 でも、そのまま帰るのも忍びなく...ブルペンを覗いてみる事にしました 👍🏻
ブルペンのお顔ぶれは...
藤平投手 高梨投手 松井投手 森投手 宋投手の5名。
島捕手、足立捕手の姿もありました。
松井投手は、雰囲気良く機嫌も宜しくピッチング。仲間のピッチングを見る余裕もあり。
高梨投手も気持ちよさそうに投げていらっしゃいました。
マスカットスタジアムのブルペンは、ほんの少しだけ高くなっているので、私達は少し見上げ加減に投球をみる事になります。それゆえに、高梨捕手のフォームはより一層美しくもあり迫力もあり、魅せられました❣️
藤平投手、コーチにも立って頂いての投球で、ブルペンから笑いが...
コーチが1球ごとにモデルチェンジ...「イチロー!」笑 「落合!」笑笑 って。
なんか、楽し...😊
この日最後まで投げていらっしゃったのは藤平投手。
足立捕手を相手にがっつりピッチングです。
投げ終わってからも何やら話し込んでいらっしゃいましたよ。
イーグルスと入れ替わりで、ライオンズの選手がブルペンに入って来られてからも5分くらいかな?
話されていました。
雨で試合が観られなかったのは物凄く残念でしたが、こうしてじっくりブルペンを観られるのもありがたい事です。
ファンサービスとして、急遽サイン会も開催されて、賑わっていました😊
KANはブルペンを観たかったので不参加につき、小耳に挟んだ情報では、
平石監督
茂木選手
小郷選手 凱旋ですものね🙌🏻🙌🏻🙌🏻
& もうお一方 🙄どなたー?
といったお顔ぶれだったそうです。
岡島選手、則本選手の不在がさみしいところですが、
負けるなイーグルス❗️
...次は試合観せてね...なむなむ🙏🏻
選抜大会と写真とキャッチャーと
今やKANにとって、カメラ📷は野球観戦時の必需品なわけですが、カメラを持ち始めたのは2015年の選抜大会です。
写真を撮る様になってからのメリットの1つは、記憶の整理がつきやすい事。
それと、もう1つ。写真を見ながら試合を振り返ると、試合の流れはもちろんですが、選手の息づかいや、スタンドの熱気、応援団のパフォーマンスまでリアルに思い出す事が出来てね、すこぶる楽しいんです❗️
で、1年に数枚、お気に入りの写真が残ってくるのですけども。
そのうちの1枚が
2016年、第88回選抜大会1回戦
現在この2チームから6名の選手が、
プロ野球界に籍を置かれています。
秀岳館からは 九鬼捕手と田浦投手(共にホークス)
清水投手(ドラゴンズ)
これからの活躍が楽しみですね!
この対戦では、秀岳館の4番でキャプテン、九鬼捕手(現ホークス)のバッティングと、関東のドクターKと呼ばれた、花咲徳栄の高橋昂也投手(現カープ)の投球が注目されていました。
秀岳館の九鬼捕手は秋の公式戦で打率が5割を超えていて、チームの司令塔。なんか、こう...この時既にオーラがありました。チームでの絶対的な存在感とでも言いましょうか。えぇ、KANがかつて、九鬼捕手のお父様にときめいていたという贔屓目を差っ引いても、九鬼君から雰囲気を感じずにはいられませんでした。
九鬼親子...似てらっしゃいます?
対する花咲徳栄の高橋投手は、145キロを誇る左腕として注目を集めていました。この日は2番手でマウンドに上がられましたが、今ひとつスピードが上がりません。137キロ前後というところでしょうか。
この対戦で強打を誇る秀岳館を相手に、結果的に3人の投手を送り込んだ花咲徳栄高校。その多彩な投手陣をリードしたのが野本捕手。見るからに個性的な投手陣をよく支えられたなぁと...彼の献身的なプレーは今も鮮明に覚えています。
ニッコニコしてピッチャーに寄り添うキャッチャーもいらっしゃいますが。この方は、極々自然にホームに座り、ピッチャーに語りかけ、「じゃ、それで!」みたいな雰囲気。普通に普通に普段通りに。浮き足立ちそうになる自チームの振動を抑える様な、そんな舵取りが見て取れました。
そしてこちらがお気に入りの1カットです。
キャッチャーウオッチャーKANといたしましては、両チームのキャッチャーの在り様がそれぞれに素敵で。2人のキャッチャーの思いが交錯しているようでね、思い入れがあるんです🙂
今年の選抜大会ではどんなシーンを観られるでしょうか...楽しみでなりません❣️
センバツ大会で印象深い試合というと...
選抜大会チケットも無事に入手✊🏻
ホテルも半年前から予約✊🏻
準備👌🏻
後はお天道様の気分次第〜🙏🏻なむなむなむ。
さて今夜は、選抜大会を思うたびに私の脳裏によぎる試合のお話をしてみようと思います。
今から遡る事11年前の春、第78回大会での
早稲田実業と関西の1戦です。
中国地区代表として出場した関西高校は1回戦の光星学院戦を逆転で勝ち上がり、2回戦に駒を進めていました。
⚾️3月29日⚾️
対戦相手は東京代表の早稲田実業。
早実のピッチャーは、後にハンカチ王子として、世代を代表する球児となり、日本ハムファイターズに所属している斎藤投手。説明の必要はないですね🤗
関西は2年生の中村投手が先発。
早実6−4関西 早実2点リードで迎えた最終回表に早実が1点追加点。
早実7−4関西。後がない関西の9回裏の攻撃。
エラーと連続デッドボールでノーアウト満塁の場面、4番の安井選手が走者一掃のスリーベースヒットで、同点に追いつきます🙌🏻
そのあと、ノーアウト3塁のサヨナラの場面ですが、満塁策からのダブルプレー&三振でサヨナラならず。78回大会初の延長戦に入ります。
延長戦に入ってからの両ピッチャーが要所をしめて両チーム無得点。(関西は途中からエースナンバーを背負うダース投手が継投しています。)
規定により15回引き分け再試合とあいなりました。3年ぶりの再試合です。
⚾️3月30日⚾️
早実の先発は塚田投手。関西はこの試合も中村投手が先発。
この日は3回に早実が先制。その裏には斎藤投手が早々と継投し、関西の追付いを許しません。
斎藤投手、5回にホームラン打っちゃいます。早実のリードが2点に広がります。
7回裏関西の攻撃。山本選手(←実は親戚😊)熊代選手の連打で関西が1点返します。
早実2-1関西で迎えた8回裏。エラーで出塁したランナーをおいて5番の下田選手が2ランホームラン⚾️ ついに関西が逆転。安井選手に、上田選手に、ベンチのダース投手に笑顔が見えます。
そして運命の9回表、早実の攻撃。
1アウトからヒットで出塁した早実。6番船橋選手が打った打球はライト方向への飛球。
〝アウト❗️〟と思ったのは私だけではなかったはず。きっと、ライトを守っていた熊代選手も〝とった❗️〟って思ったと...思う...のだけど、そのコンマ数秒後。
白球は転々とフェンスまで転がって行ってしまったのです。
その間、早実は打った船橋選手を含めて2名が生還。早実が勝ち越します。
テレビ画面に映し出される、泣き崩れる熊代選手、支える上田選手の様子をKANは、ただぼんやりみるばかりでした。
早実4-3関西 早実1点リードの9回裏、関西の攻撃。2アウトながら満塁のチャンスを作りますが、ここまでチームを牽引して来た4番安井選手も力尽きキャッチャーフライで3アウト。
2日間に渡る試合に幕がおろされました。
朝から雪花が散る寒い日でしたが、試合終了直後、吹雪いた様子が今も脳裏に焼き付いています。
その後、早実も関西も、夏の選手権大会で甲子園出場を果たします。
早実は、夏にも延長再試合...一般的には、こちらの方が有名ですね、🙂
関西は、夏にも劇的な敗戦...関西は本当にドラマティックな試合をするチームです。
KANにとって選抜大会一印象強く、忘れられない試合は、個性的でKANが愛してやまない関西の選手たちが、笑って泣いて、走って倒れて、〝高校生らしい〟姿をめいいっぱい魅せてくれた、この試合です。
選手たちのその後...
再試合、9回表で後逸した熊代選手は、岡山マツダで野球を続けられ、社のコマーシャルにも出演されていました。
上田選手は、ヤクルトスワローズでキャラ立て果たし(😜)現役続行中。
安井選手は、社会人野球NTT西日本に進まれました。14年に引退されています。
3月です!
おはようございます!
今日から3月!
プロ野球も昨日でキャンプを打ち上げ臨戦態勢に入り、
選抜高校野球大会の足音も間近に聞こえ、
KANが無駄にソワソワする3月です❗️
そんな3月初日。今日は選抜大会チケットの発売日です。
チケット入手できます様に...なむなむ😑
さて...
KANは選抜大会が大好きです。
ギラギラした夏の選手権大会は、もちろん好きです。
でも、それ以上に。
春の明るい陽ざしの中で、朝露が光る芝生と
少し白けてみえる土の色。
冬を越え、更に成長した姿であらわれる選手たち。
野球、思う存分やるんだ❗️って生き生きした選手たち。
希望に溢れた、選抜大会が好きです。
昨年大会期間中は、とても暖かくて。満たされて。
スタンドに居て、心の底から、
私って、幸せ者って思いました。
この国が、こんな風に大会が無事に開催される、
平和な国である事に感謝の気持ちが込み上げました。
迎える今年の大会。
出場される選手の皆さんが、怪我する事なく、
持てる力を発揮できますように。
力いっぱいのプレーを 観られますように。
選抜大会に想いを馳せながら
梅田プレイガイド前にて...