⚾️ 白球輝くスタジアムへ行こう! ⚾️

大好きな野球のあれこれと、日々のときめきを綴ります。

センバツ大会で印象深い試合というと...

選抜大会チケットも無事に入手✊🏻

ホテルも半年前から予約✊🏻

準備👌🏻

後はお天道様の気分次第〜🙏🏻なむなむなむ。

 

さて今夜は、選抜大会を思うたびに私の脳裏によぎる試合のお話をしてみようと思います。

 

今から遡る事11年前の春、第78回大会での

早稲田実業と関西の1戦です。

 

中国地区代表として出場した関西高校は1回戦の光星学院戦を逆転で勝ち上がり、2回戦に駒を進めていました。

 

⚾️3月29日⚾️

対戦相手は東京代表の早稲田実業

早実のピッチャーは、後にハンカチ王子として、世代を代表する球児となり、日本ハムファイターズに所属している斎藤投手。説明の必要はないですね🤗


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関西は2年生の中村投手が先発。

関西高校が先制しますが、中盤以降は早実が得点を重ね、

早実6−4関西 早実2点リードで迎えた最終回表に早実が1点追加点。

早実7−4関西。後がない関西の9回裏の攻撃。

エラーと連続デッドボールでノーアウト満塁の場面、4番の安井選手が走者一掃のスリーベースヒットで、同点に追いつきます🙌🏻

そのあと、ノーアウト3塁のサヨナラの場面ですが、満塁策からのダブルプレー&三振でサヨナラならず。78回大会初の延長戦に入ります。

延長戦に入ってからの両ピッチャーが要所をしめて両チーム無得点。(関西は途中からエースナンバーを背負うダース投手が継投しています。)

規定により15回引き分け再試合とあいなりました。3年ぶりの再試合です。

 

⚾️3月30日⚾️

早実の先発は塚田投手。関西はこの試合も中村投手が先発。

この日は3回に早実が先制。その裏には斎藤投手が早々と継投し、関西の追付いを許しません。

斎藤投手、5回にホームラン打っちゃいます。早実のリードが2点に広がります。

7回裏関西の攻撃。山本選手(←実は親戚😊)熊代選手の連打で関西が1点返します。

早実2-1関西で迎えた8回裏。エラーで出塁したランナーをおいて5番の下田選手が2ランホームラン⚾️ ついに関西が逆転。安井選手に、上田選手に、ベンチのダース投手に笑顔が見えます。

そして運命の9回表、早実の攻撃。

1アウトからヒットで出塁した早実。6番船橋選手が打った打球はライト方向への飛球。

〝アウト❗️〟と思ったのは私だけではなかったはず。きっと、ライトを守っていた熊代選手も〝とった❗️〟って思ったと...思う...のだけど、そのコンマ数秒後。

白球は転々とフェンスまで転がって行ってしまったのです。

その間、早実は打った船橋選手を含めて2名が生還。早実が勝ち越します。

テレビ画面に映し出される、泣き崩れる熊代選手、支える上田選手の様子をKANは、ただぼんやりみるばかりでした。

早実4-3関西 早実1点リードの9回裏、関西の攻撃。2アウトながら満塁のチャンスを作りますが、ここまでチームを牽引して来た4番安井選手も力尽きキャッチャーフライで3アウト。

2日間に渡る試合に幕がおろされました。

朝から雪花が散る寒い日でしたが、試合終了直後、吹雪いた様子が今も脳裏に焼き付いています。

 

その後、早実も関西も、夏の選手権大会で甲子園出場を果たします。

早実は、夏にも延長再試合...一般的には、こちらの方が有名ですね、🙂

関西は、夏にも劇的な敗戦...関西は本当にドラマティックな試合をするチームです。

 

KANにとって選抜大会一印象強く、忘れられない試合は、個性的でKANが愛してやまない関西の選手たちが、笑って泣いて、走って倒れて、〝高校生らしい〟姿をめいいっぱい魅せてくれた、この試合です。

 

 

選手たちのその後...

再試合、9回表で後逸した熊代選手は、岡山マツダで野球を続けられ、社のコマーシャルにも出演されていました。

上田選手は、ヤクルトスワローズでキャラ立て果たし(😜)現役続行中。

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安井選手は、社会人野球NTT西日本に進まれました。14年に引退されています。

ダース投手は、プロ野球引退後、ダルビッシュ記念館に勤務。