スポーツ観戦好きが過去を振り返った結果落ち込む件
北京オリンピックも、はや中盤。私、すでに五輪終了後に襲い来るであろう虚無感を想像し、恐怖に慄いています。
そう。私はスポーツ観戦が大好き!
自分自身はめっぽう運動音痴で、さながらカメラ搭載観戦専用人型機といったところです👍🏻
思い違いでなければ、スポーツ観戦をした1番幼い記憶は、高校野球、岡山県大会。岡山東商業と「どこかの学校」の試合。内容なんてわからず、『大きなお兄さんたちが[やきゅう]してる〜♪』って感じで見ていたのだと...その当時のことを記した過去記事です。
過去記事で記したように、岡山東商業の石岡選手に幼い恋心を抱き、名古屋電気の工藤公康投手に夢中になり、池田高校に出会い高校野球沼にハマる事になります。
と、同時にバレーボール、体操、フィギュアスケート...などなど、様々なスポーツに興味を持つようになりました。
その気持ちを俄然盛り上げてくれたのが、雑誌Numberを飾る、感情が弾ける様なドラマティックな写真と、日刊スポーツ紙で披露される、客観的に瞬間をもぎ取った写真の数々で。
その両極端な写真を見るにつけ、スポーツの魅力の多様性に気づいてしまった高校時代!
さらに時は1988年。
ソウル五輪で旧ソ連の半端ない強者ぶりに完全メロメロ完落ちし、スポーツエリートを生みだす教育システムを学ぶため、ロシア語とスポーツ概論を学ぶべく進路を決めたのです。(といえば、まぁまぁカッコつくけど、美しいスラブの人々と知り合いになりたかっただけだろうと、友人には言われております)
そういった経緯があるので、ロシアスポーツ界を取り巻く現状が、私には辛い。
報道にも何か思わせぶりな空気感が感じられるし。
何より心が痛むのは、そこに絡まりつく人々の言葉。
五輪のことに限らず、思いがけない方向から辛辣な言葉が飛んでくる昨今。
物事には色んな側面があって。
今目前で見えている事が全てでも正解でもないかもしれなくて。
言うに言えない事があるのも、また人間として当然の事。
慮る
文字にしてたった2文字。
読んだら2秒で足りる。
されど、日本人の素敵な文化。
...だと思う。
ちょっと、慮ってみませんか?と見ず知らずのどなたか問いかけたくなる...今日この頃。
春めいてくる陽射しを感じつつ
五輪を観ながら、
プロ野球のキャンプ情報を観ながら、
センバツ大会の開幕を待ちながら、
何か胸の奥がチクっとする日々でございます。