写真を見ながら思い出ぽろぽろ
さて、このところのおうち時間、過去に撮った写真を整理しようと、写真ホルダーを開いています。
そうすると、1枚の写真に紐づけられて、色んな事が思い出されるものですねぇ。
例えばこの1枚。
甲子園歴史館で撮ったものです。
カードに記されている100回つなぐ始球式リレーとは、第100回高校野球選手権大会を記念して行われたイベントの事です。記憶されている方もおいででしょうか。
大阪府の豊中市にある、高校野球発祥の地公園で行われた出発式を経て、9つのボールがそれぞれ全国9地区の各都道府県夏大会の始球式で99回使用され、甲子園大会の開会式に集められ、100回目の始球式を行うという流れ。
岡山で行われた時、私も居合わす事ができました。
その時の事に触れている記事がこちらです。
岡山大会が始まる直前、西日本豪災害が発生。
中国地方は、大きな被害を受けました。
その影響で、広島大会の開幕が遅れ、ボールは当初の予定とは違う順番で中国5県を廻りました。
このボールには中国地方の、他の8つのボールにもそれぞれの地方の、球児が込めた願い、描いた夢、熱い想いが込められています。
そして、この始球式を行った石原君の学校、瀬戸高校を指導されていた戸田監督は、ものすごく朗らかで、パワー溢れる方で。決して強いチームではないけど、選手皆が、野球好きなんだー！って感じでのびのびプレーする環境を作っておいででした。この年の年度末、異動されましたので、この始球式は監督にとっても、印象深い出来事になったのではないでしょうか。
1枚の写真から呼び起こされる記憶を辿るうち、今宵もまた野球に恋しさ覚えるのでありました。
