甲子園球場と言えばツタでございます
4月になりました。
植物に目を向けると、新芽が出始め、青々として、生命力を感じるこの季節、甲子園を象徴する植物、外壁のツタもこれからが成長時期にあたりますね。
球場が、甲子園大運動場として完成した大正13年に、外壁を守る目的でツタが植えられました。球場とツタは正に二人三脚で球児を見守り始めたのですd( ̄  ̄)
時を経て、球場の改修工事の為に取り払われたツタは、平成12年に、20世紀最後の選手権大会を記念して、その当時、全国高校野球連盟に加盟していた4,170校に贈られました。
そのツタのなかで、元気に成長していた233校のツタが、回収を終えた甲子園球場に里帰りをする事になったのです(o^^o)
これがいわゆる、「ツタの里帰り」です。
岡山からは、岡山商科大学附属高校が参加しています。
ちょうどレフトスタンドの外辺りでしょうか、里帰りさせた233校の名前を刻んだプレートがありますね。
現在のツタは、別に残していたツタ、里帰りしたツタの他に、数種類の移植されたものです。
今回はエコを目的に植えられたツタも、元々繁殖力が強く、その根が壁を傷付けてしまう事が懸念事項ではありますが…
ここでも、グランド整備と同様に、阪神園芸さんがしっかりコントロールして、ツタの暴走を抑えつつ、緑化を管理されているそうです。
ツタの成長具合は、甲子園の年輪のようなもの。変わりゆく様子を見守り、その風情を楽しんでいきたいです♫