創志学園で育まれる心
今日の岡山は春本番を思わせるような穏やかな1日でした😊
この空気感は、選抜大会期間中に、明るいスタンドで過ごす時間を思い出させてくれます🍀
そんな心持ちで、創志学園の野球部寮の前を歩いて通りかかった時に、ちらっと目をかすめる物に気付きました👀
でね…怪しくない程度(自己評価)にね、覗いてみたんですよ。目一杯背伸びして。あ、内緒ですよ、内緒🤫
その正体は、建物の出入り口に貼られた1枚の紙でした。
紙面には、次のように書かれています。
人は本気で信頼される時、
人は本気でこたえる。
…響く言葉…
今年の選抜大会への出場を逃した創志学園。
長かった冬の間に。彼らは、自問自答したのかもしれません。
なぜ秋季大会で勝つ事が出来なかったのか?
なぜ選抜してもらえたかったのか?
他校に引けを取らない練習をしているのに。
他校に引けを取らないメンバーなのに。
そして気づいた1つの事
自分達に足りなかった事。
それは
お互いを心から信頼する気持ち
高校生という多感な時代に、同世代の人間を心底信頼、信用する事は、難しいですね。少なくとも、KANには出来ませんでした。自尊心が先に立ってね🙄
でも彼らは、勝てなかった自分達を掘り下げて行った結果、
人間はお互いが鏡なのだ。自分が相手を認めなければ、認められる事もないー
信頼する気持ちが、お互いの力を最大限に引き出すー
こんな考えに至ったのかもしれませんね。
ドアを開ける度に、
何度も何度も、繰り返し繰り返し、
目に入るように。
脳に染み込むように。
黒い字で、しっかりと書かれたこの言葉を心に落とし込む。
力がある選手達が、自分達で見つけた心の課題を克服した時。
もしかしたら、岡山高校野球界の歴史に始めての文字を刻む事になるかもしれません。
創志学園の春も、もうすぐそこまで来ています。