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大好きな野球のあれこれと、日々のときめきを綴ります。

智辯和歌山 注目のおふたり

昨日の予告通り、今日は智弁和歌山高校の気になる選手の方、おふたりを追ってみましょう。

            

今年の世代、最初にお見受けしたのは、彼らが1年生の秋季大会でした。

いつもは開門と同時にスタンドに入ることにしていますが、早朝に岡山を出発して、舞洲には試合開始ギリギリの到着になってしまいました。

あー、席ないかも...と思いきや、案外と良い席に座れました。

野球の神様に、感謝、感謝   ひたすら感謝です。

 

第1試合に組まれた 智弁和歌山 vs  履正社  の好カード。

数日の雨で、しっとり水を含んだグランドには、

朱色も瑠璃色も、一段と鮮やかに目に映ります。

青空の下、球場の美しい光景を観ると本当に幸せって思っちゃいます ☺️

 

 

 主将  黒川史陽内野手

 

黒川君の第一印象は、引き込まれるような美しい瞳の持ち主でした(いきなり女子ぶってごめんなさい🐒)

いや、本当に。しばらく見とれてしまったもの。

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確か1年生の春からベンチ入りをしていたのが黒川君だったような...

気になる黒川君ですが、残念ながらこの日は出場機会がなく、プレーを観られずじまい...。

 

実は私、観戦前に大会展望号とか情報誌を読みません。

あまり信用していないので...偉ぶってごめんなさい。

気になった選手は出来るだけ現地で、無理ならテレビで観てから追及する事にしています。

 

そんなわけで、帰宅してから怒涛の黒川君チェックと相成りました。

 

このブログを読んで下さっている方にとっては、当たり前すぎてアクビが出てしまうかもしれないので、私にとっての備忘録とでも思って、ここは読み飛ばしてください。

 

硬式野球は中学から始め、NOMOジャパンに選出される。

智辯和歌山入学後、春大会では県大会全てに先発出場 😳

夏の県大会では打率4割を記録 😳😳

甲子園では、大阪桐蔭戦が初試合。3番を打ちました😳😳😳

 

と、ここまでが、私が観戦した秋季大会までの超ざっくり軌跡。

凄いですね。

 

ご家族のお顔ぶれにも触れておきましょう。

お父様は、上宮高校で1993年選抜大会優勝時の主将、黒川 洋行さん。(社会人野球に進まれました)

...私にはこの年のピッチャーのお名前が...印象深い...覚えていらっしゃる方〜!

はい、それではご一緒に!

「吉川晃司さん」

はい、正解🤗

 

お兄様も強豪校に進まれて、甲子園出場されています。

2016年の春夏、日南学園の黒川 大雅さん。

春...ベンチ裏で観ていましたが、写真にはその姿を見つけられませんでした 😑私、ダメ子だ。

 

で、黒川君ですが。

KANが黒川君のプレーを実際に観るのは、

第90回選抜大会の準決勝、東海大相模戦となりました。

準々決勝での創成館戦では、1点ビハインドの延長10回、ツーアウト1、2塁。

打席に入った黒川君の逆転タイムリーを放った勝負強さ。

東海大相模戦では私もその力を目の当たりにすることになります。

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2点を追う満塁の場面、バットを高めに構えてから、綺麗なバッティングホームが生み出した打球は見事に同点タイムリーに。総毛立つ思いでした。

大事な場面で、練習の成果をしっかり発揮できる力に感嘆しないではいられません。

 

決勝の大阪桐蔭戦でも根尾くんのボールを確実に捉えます。

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聞くところによると、みんなとの練習後、帰宅してからも3時間程素振りをしていたそうです。

きっとこの方は才能に恵まれていらっしゃると思うんです。

その才能を持った方が努力をするのだから、無敵ですよね。

 

そして夏。

近江との1回戦。

存在感が増したスラッガーは、打って走って智辯和歌山打線を牽引します。

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ですが、先制したものの、この日はピッチャー陣が踏ん張れず、5回に逆転を許してからは、近江の背中を見続ける事になりました。

涙はなかったように思います。

グランドを去るとき、唇を噛み締めながらフィールドを見つめる強い眼差しが、印象的でした。

 

 

     副将  東妻純平捕手

 

秋季近畿大会。

舞洲信金スタジアムで、カメラ構えた瞬間に観てしまったのです。

 

2塁送球...なんだ?むっちゃ早い!

投げるフォームも美しい!

おぉー、すっごーい❣️

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...秒殺されました。一目惚れです。

智辯和歌山、キャッチャー東妻君。

 

この日観たキャッチャーとしての東妻君は、なんといっても肩の強さに注目です。

コントロールも良かったです。

後で調べたところ、イニング間の2塁送球では1.8秒台を記録していたそうです。

実戦では2.01だったかな...

プロ野球のキャッチャーが、1.9〜1.95で速いと言われていますから、匹敵する速さですよね。

ちなみに、ソフトバンクの甲斐さんは1.71とか。はやっ💦

 

そして注目すべきは、そのバッティングです!

フルスイングでガンガン振っていくんですよね。

そりゃあもう、気持ちが良いくらい。

この試合ではみんな良く打ったせいもありますが、出塁率が高い東妻くんは、試合中ずぅ〜っとグランドに立ってらっしゃったようなイメージです。

 

リード面では、ピッチャーの平田君に主導権があったように見えるけど...

捕球力、ブロック力は、強豪校のそれらしくしっかりされています。

やー、こんなキャッチャーにお目にかかれて、遠路はるばる、近畿大会観にきてよかったなー!

なんて思いつつ、東妻君のデータを検索すると...なんと...1年生。

しかも、高校に入ってからキャッチャーを始めた?

 

あー、たまらん。惚れ度増し増しです。

 

そういえば、2014年、同じ名前の方いらっしゃたなぁ〜、あれは...

明徳義塾との長〜い試合。ぽわ〜んとその結びの場面を回想...

珍しい読ませ方だけど、和歌山には多いお名前なのだろうか...

と、思いきや、兄弟!なんとっ‼︎

 

そんなこんなで、第90回選抜と第100回選手権の両甲子園大会の私の目的に

〝東妻君を観る事〟が加わったわけです。

春の準決勝の整列前。

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秋季大会の時よりも、余裕が感じられます。

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精悍さも増しました。これは大阪桐蔭戦かな...

 

そしてよく打ちました。

もちろんフルスイング☝🏻

秋季大会と一緒で、やはりこの方ずっとグランドにいらっしゃるイメージ。

守備につく毎に、仲間に囲まれての装備です。

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準優勝だった選抜大会。

チームの中心選手として、役割を果たすキャッチャーの姿がそこにありました。

 

そして夏。

夏の東妻君。

体調が悪かったのか、暑さに弱いのか...

とにかく、これまでと様子が違って見えました。

ちょっと痩せたような気もするし...。

打席では存在感も感じましたが、ご本人にとっても納得がいかない内容だったのではないのかな...

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KANにとっては写真を見返すのがちょっと辛い試合です。

 

ですが、東妻君はきっと世代を代表するキャッチャーになると感じています。

選抜出場を決めた今、彼の目が何を見据えているのか。どこを目指しているのか。

その答えを今年、ぜひ観たいと思います。

 

 

最後に、東妻君が打って黒川君がホームインした一連を何卒ご覧ください。

第90回選抜大会  決勝戦より。

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こんなシーン。

今年も観られますように...🍀

 

長文にお付き合いくださり、ありがとうございました💐