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大好きな野球のあれこれと、日々のときめきを綴ります。

星野氏を偲び倉敷を歩く

闘将と呼ばれた星野氏の訃報に揺れた日から、今日で1年。

一周忌を前に、氏が高校時代を過ごした倉敷の街を歩いてみました。

 

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まず第一歩。

星野氏の母校、倉敷商業高校。通称、倉商です。

JR倉敷駅から南に徒歩15分。人気の観光地美観地区からほど近い大通り沿いに、倉商はあります。

創立は明治45年。以来、地域の産業を支える人材を送り出してきました。

部活動が盛んで、野球部はじめ、女子ソフトボール部、、ハンドボール部、ウエイトリフティング部などの運動部、吹奏楽部、将棋部、書道部などの文化部も毎年岡山県の代表として、全国大会、中国大会に出場しています。

なかでも、競算部、簿記部、商業研究部は、学校の性質を特徴付ける上で特筆すべき活動ですね。

 

星野さん在学当時の映像を見ると、野球部は現在の専用グランドではなく、学校の敷地内で練習していらっしゃったと思われます。こっそり覗いてみようと思ったんですが、ブロック塀が高くて断念。あ!ですが、普通体型の方だったら、大丈夫かもしれませんよ。私はチビなのでダメだったと思われます。でも、グランド側は住宅地に面してるので、あんまりうろちょろしてると怪しまれちゃうかもしれませんね。

 

学校をぐるっとまわってから、更に南に5分ほど歩くと、現在の野球部専用グランドがあります。

専用グランドについては、1つ前のブログに記しましたので、宜しければお読みください。

 

そこから更に南に向かい、足高神社を目指します。

 

足高神社は国道2号線沿いの足高山の山頂に鎮座します。

現地を訪れてすぐ感じたのは、〝平地に突然、山!〟という事。とってつけたように、急に山があらわれるんです。

 

このあたりは、かつて海だったところが、江戸時代の干拓によって出来た土地。

つまり、足高山はかつて島だったという事です。

海によって洗われた山肌の為、標高67メートルにも関わらず、この山は急勾配です。

そして、この急勾配を駆け上がる事を  星野氏が高校時代にトレーニングとして取り入れていたというのは、有名なお話。現在では、楽天イーグルスの若手の皆さんが、マスカットスタジアムでの秋季キャンプの時、トレーニングとしてこの山を駆け上がっていらっしゃいます。

 

氏と同じ景色を見たくて、同じ空気を感じたくて、私も登ってみました...駆け上がるのは無理ですが (^_^)a

道中の、京都の鞍馬辺りで見られる様な、不思議な形にねじれた木や、花はもちろん、葉も落ちていながら、色香漂う女性を思わせるような桜の木を愛でながら登ります。

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登った先に現れた足高神社様、初詣客でざわついているにも関わらず、その喧騒をものともしないような凛とした空気が漂います。

雄々しい男神に、星野氏の姿を重ねずにはいられませんでした。

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男神のパワーをしっかりいただいて、神社を後にしました。

 

何処を歩いても、何を見ても、星野さんもこれ見たかな?ここにすわったかな?このお店ご存知かな?なんて思ってしまって。

ここを歩いた星野青年はどんなだっただろう?何を思っただろう?何を見て感動しただろう?なんて想像してしまって。

星野さんが溢れる半日になりました。

 

最後に、美観地区にある星野仙一記念館に寄り、ゆかりの品々を拝見。

初めて手にされたグローブや、沢村賞の記念メダルなど、星野さんが積み上げてきた功績の数々が、氏の人生の一端に触れさせてくれます。

 

館内は写真撮影は出来ますが、SNSなどへの投稿は禁止されています。

入場料は¥500

年中無休です。

13分間のビデオ上映もしています。ちょっとしたお土産品の販売もあります。

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こちらの方へお越しの際はぜひお立ち寄り下さい。

 

尚、1月14日までJR倉敷駅横の天満屋倉敷店で、〝星野仙一秘宝展〟が開催中です。

記念館で常時展示していない品々が並んでいるとのこと。

こちらも入場料¥500です。

...行かないとっ、私!