Kan、岡山東商に出会い、恋をした
いかにして、Kanが野球に出会ったか…今日はこのお話。
Kanは両親、兄、祖父母、曽祖父の7人家族で育ちました。
物心ついた時には、父は草野球で、5つ年上の兄はソフトボールチームで、それぞれキャッチャーをしていました。(←ちなみに、当時はキャッチャーがわかってたわけではないと推測🐣2人がいない時、勝手に道具を取り出して、ままごと遊び🍚の道具にしていて😛 後になって、あれはマスクとミットだったと気づき、2人に確認した次第。兄にはボコられた😂)
幼い頃、私には酷い皮膚アレルギーがあったため、定期的に家族が温泉に連れて行ってくれていました。
そして、Kan8歳の春。その日は祖父母と温泉に行き、大部屋の休憩室で知らないお爺様やお婆様とほのぼの憩いの時を過ごしていました。
そのうち…とあるお爺様に話しかけられ…(以下、岡山弁の応酬。悪しからず。)
爺「〇〇ちゃん〈私〉、何歳?」
私 「8つ。2年生!2年、竹組!」
爺 「8つなんかー。爺ちゃんの孫がな、今、高校生で、野球やっとるんじゃ。」
私 「野球、知っとる。おとーちゃんもしとる。」
爺 「おー、野球、知っとんか?そりゃーええ。孫のお嫁さんになってやってぇ。」
私 「んー。でも、私な、今聡くんの事がすきじゃけん。どーしよ。おかーちゃんに聞いてみる。」
爺 「孫はな、岡山東商業で野球しとるけん。テレビでも試合するけん。石岡ゆーんじゃ。応援してーよ。」
…と、概ねこんなやりとりをしました。
で、その夜。我が家の夕食時。
私 「私な、結婚するんじゃってー。」
父 「誰と?」
母 「聡君?」
私 「違うん。今日、温泉で会ったおじいちゃんの孫とするん。高校生でな、野球しとんで。」
父 「ふーん。どこの学校なん?」
私 「岡山東商じゃあ、ゆーとった。テレビにも出るゆーとった。」
兄 「ふーん。東商かぁ、すげー。」
父 「名前は」
私 「いしおか、ゆーんじゃって。」
父 兄 「は?石岡? 石岡ゆーたんか?」
ここまで、いかにも適当に話していたのに、石岡さんの名前を出した途端に、突然前のめりになった父と兄。そこから、私はおいてけぼり。
その時は、なんで2人がこんなに食いついたのかわからなかったけど…
当時、岡山の野球好きの間では有名人だったみたいですね。
そして、その夏。
お爺様が話してくれた通り、石岡選手はテレビに映り。私は〝婚約者〟の顔を初めてみたわけで、笑笑。
岡山東商は、岡山大会を勝ち上がり、甲子園ベスト4に入りました。
〝婚約者〟の活躍を テレビにかじりついて観たこの時。
野球⚾️すごーい❣️